【歌上手くなりたい人必見!】腹式呼吸による4つのメリット
歌が上手くなりたい、カラオケでいろんな曲を歌えるようになりたい!という方はきっと腹式呼吸という呼吸法を習得するようになるのですが、
・腹式呼吸のメリットって?
・腹式呼吸は習得して安全なのか?
・具体的にイメージしづらい
というのが少なからずあるかもしれません。
歌の上達のために腹式呼吸を絶対にマスターしないといけない、というわけではありませんが、
腹式呼吸を習得していると前よりも歌うのが楽になった
と感じる部分は僕自身あります。
僕はカラオケを3年前から趣味にしていて、せっかくの趣味にするなら歌も上手くなろう!と思って腹式呼吸の習得にも挑戦しました。すると、
・声量が大きくなった
・高音が楽に出せるようになった
・お腹で歌う感覚がわかるようになった
という事を感じたので、腹式呼吸を習得することによって得られるメリットについて紹介していきます。腹式呼吸を習得することにどんな意味があるのか、知らない人にはきっと役に立つので読んでみてください。
腹式呼吸のメリット
この記事の冒頭で、
歌がマジで上手くなる
という事を書きましたが、実は腹式呼吸によって得られるメリットはそれだけではありません。
・精神を整える作用がある
・身体が鍛えられるようになる
・病気の予防になる
などの「歌が上手くなる」以外の副作用もこんなにあります。まずは、歌に関するメリットから説明していきますので、順に読んでいってもらえたらと思います。
腹式呼吸のメリット1【歌が上手くなる】
腹式呼吸を習得すると歌を歌うのが格段に楽になります。つまり、自分が今まで歌うのが技術的に厳しいと思っていたところも歌えているという事になります。
自分の歌が上手くなっているという実感を得ることができるでしょう。では実際に腹式呼吸によって体がどうなっているのかを見ていきましょう。
息の強度が増す
息の強度が増すので、力強い声を出すことができます。
歌手とかを見ていると、なんでこんなにノビノビと歌っているのに声量がすごいんだろうと思いませんか?
これは普通に力を込めているのではなく、息の強度が増しているからです。腹式呼吸は横隔膜が下がり肺も下がることによって喉に空間ができるようになります。
その空間を使って、力を入れなくても強い声を響かせることができます。
良く通る声になりますし、持続力も増します。長い間歌っても疲れていないのは息の強度が増し、力を抜いて歌えるようになっているからでしょう。
息を吐く量が増える
腹式呼吸は上級者になると20秒30秒かけて息を吐く練習をします。それだけの長い時間息を吐く練習をずっとしていると、当然息を吐くことに慣れて息の総量が増えていくようになります。
息の総量が増えると、ロングトーンや休憩のない長いフレーズでも息が途切れることが少なくなります。
息の総量が多いとどこでいっぱい息を使うのかなどのコントロールもしやすくなるので、安定感のある歌声につながるでしょう。
息の問題に気を取られなくなるので、表現やテクニックに意識することもできるようになるでしょう。
腹式呼吸のメリット2【精神が整う】
腹式呼吸によって精神に安定感が出る、という効果も期待できます。ヨガでは精神的な効果を期待して腹式呼吸を取り入れたりもしています。腹式呼吸には精神を整える効果も持っているのです。
副交感神経が優位になる
腹式呼吸は副交感神経を優位にする働きを持っています。副交感神経が優位になると、リラックスできるようになります。寝る前などは副交感神経が優位になるので眠たくなったり。
反対に交感神経というものがあるのですが、そちらが優位になると活発になったりします。今回は副交感神経が優位になるので精神的に落ち着くことができます。
精神的にリラックスできることで次のような効果があります。
ストレスを軽減できる
リラックスすることができるのでストレスを軽減することができます。よく、ストレスがたまったときにため息をつきますよね?あれは深い呼吸をすることで副交感神経が働くようにしているのです。
腹式呼吸も深い呼吸なのでため息を吐いた時のようなリラックス効果があります。
緊張するときは深呼吸をしたら良いとよく言いますが、同じ理屈です。深い呼吸をすることで精神を冷静にする効果があります。
ストレスを軽減することで予防できることもたくさんあって、
・鬱
・便秘
・依存症
・胃潰瘍
・頭痛
などの予防にもなります。腹式呼吸をしないとこのような症状にかかるというわけではありませんが、腹式呼吸をしている人は比較的精神的に健康に過ごせそうです。
ホルモンバランスが整えられる
副交感神経が働くことによってホルモンバランスの乱れも修正されます。イライラしたりするのも、腹式呼吸をすることによって緩和することができます
ホルモンバランスも!?
ホルモンバランスが乱れることは、女性にとっては結構死活問題ですよね。生理などに影響があります。
女性だけでなく、男性ももちろんホルモンバランスが整っているとメリットしかないのです。
腹式呼吸のメリット3【身体の強化】
腹式呼吸とすることによって主に腹筋が鍛えられます。腹筋をよく使うので、割れた腹筋を手に入れることも可能です。
ダイエット効果。くびれができるように
腹筋を多用しますのでお腹のお肉を落とすことができます。腹式呼吸も立派な運動ですので脂肪燃焼効果があり、さらに代謝も良くなるのでダイエット効果が期待できます。
ダイエットができるだけでなく、憧れのくびれも実現不可能ではありません。
ダイエットの一環として腹式呼吸をしてみるのもアリなんじゃないかなと思います。
インナーマッスルが強化。体幹も鍛えられる
インナーマッスルが強化され、体幹を鍛えることができます。
インナーマッスルは、体の奥に眠っている筋肉で、深層筋とも呼ばれる筋肉です。関節などを支える役割をしますので、姿勢がよくなったり関節の位置がよくなったりします。
体感はインナーマッスルとは違います。体幹は頭以外の筋肉を指します。力を上手く伝えるときの伝達機能としての役割を果たします。スポーツ選手が体幹を鍛えるのは力を上手く伝えるためですね。
腹式呼吸でどちらの筋肉もわずかながら鍛えることができます。
腹式呼吸のメリット4【病気の予防になる】
病気の予防になるというメリットも持っています。腹式呼吸おそるべしですね。どのように作用するのか見ていきます。
内臓が刺激される
腹式呼吸では横隔膜、内臓を息を吐くときに下に押しています。その時に内臓が動くので内臓が刺激されるようになっています。
内臓が刺激を受けると、内臓の動きが活発になるようで、内臓の働きがよくなるということがわかっています。胃は特に刺激を受けるので、胃の働きは特によくなります。
血行が良くなる
身体が刺激を受けることによって血行が良くなります。血行が良くなる=血の巡りがよくなるという事ですね。血行が良くなることによっていろんな病気の予防になります。
先程も書きましたが、血行が良くなることによって代謝が上がりますので、脂肪を燃焼しやすくなります。肥満という病気の予防に期待できます。
女性は特に悩まされるでしょう、冷え性も改善することができます。冷え性によって起こる厄介な症状に「肩こり」がありますので、冷え性が改善されることは大きいでしょう。
血行が良くなると肌のターンオーバーも早くなるので、新しい肌ができる循環がよくなります。ターンオーバーが早くなると老廃物の排出が早くなります。結果として肌荒れ防止になります。老化防止にもつながるでしょう。
また、結構と言えば血液に関する病気。心筋梗塞や脳卒中などの病気の予防にもなります。
つまり、血行が良くなることによって
・肥満
・冷え性
・肌荒れ、老化
・心臓病
などの症状の予防になります。前述したストレスによって起こる病気と合わせると、かなりの病気の予防になりますよね。特に心臓病は死亡リスクを減らすものになるので効果大です。
まとめ:腹式呼吸のメリットはかなり多い
ここまで読んでいただいた方には腹式呼吸の効果がかなり大きいという事を知っていただけたかなと思います。おさらいとして、もう一度期待できる効果をまとめておきます。
①歌が上手くなる (声量・肺活量増加)
②精神が整えられる
(副交感神経の優位・ストレスの軽減)
③身体の強化
(腹筋・インナーマッスル・体幹の強化)
④病気の予防 (内臓の活性化・血行の改善)
これらの効果が期待できます!
腹式呼吸を習得するきっかけとして、やはり歌が上手くなりたいという人がほとんどだと思うのですが、歌の助けになるだけではなく計り知れないメリットがあるのでぜひやってみてください
腹式呼吸のメリットを実感してもらえればと思います!
それでは('ω')ノ