2つの大陸を繋ぐ唯一のマラソン、「イスタンブールマラソン」とは?
こんにちは。
最近ランニングに完全にハマってしまった大学生、いもけんぴです。
勉強しろ。(笑)
突然ですが、今回は僕がいろんなマラソン大会の情報を見ていて、
「人生で一回でもいいから走ってみたい!!」
というマラソン大会があったので紹介させていただきます。
イスタンブールマラソンっていったい何?
僕がネットサーフィンしていると、なんだかすごそうなマラソン大会を発見しました。
その名も・・・
「イスタンブール・マラソン」
皆さんご存知の通り、イスタンブールはトルコの都市です。トルコ最大規模を誇る都市で、今までの歴史の中でも重要な役割を果たしてきた歴史のある都市です。経済・文化ともに活発な都市なので、いろんな人が集まる都市であるといえると思います。
まぁ、このイスタンブールマラソン、何に僕が興味を惹かれたのかというと、イスタンブールが持っている地理。イスタンブールは世界地図で見たことあると思いますが、アジアとヨーロッパを繋いでいる極めて地理上で重要な土地なんです!!
↑ちょっと見にくいかもしれません!すいません!
そして、このアジアとヨーロッパの大陸のちょうどその間にある海峡、「ボスポラス海峡」。
ボスポラス海峡の写真です。
奥にはそれは大きな大きな橋が架かっていますよね。この大きな橋がアジアとヨーロッパの二つの地域を繋いでいる橋になります。この橋はボスポラス海峡にある橋なので、ボスポラス大橋という名前がついているみたいです。
こちらはボスポラス海峡の夜の様子。ボスポラス大橋のライトアップがきれいですね。水面にライトが移って幻想的な雰囲気を醸し出しています。きれいすぎワロタ
ボスポラス大橋は、全長約1キロらしいです。結構ボスポラス海峡が大きいイメージがあったので、もっともっと長いと思っていました。ちなみに世界で一番長い橋は日本にあります。(3911m)
で、この橋の何がいいのかということなんですけど、この橋「普段は通れない」んです。
車でしか通行が認められていないみたいで、アジアとヨーロッパを繋ぐ橋を人間の足で渡れないのです。しかし、イスタンブールマラソンの時だけは、ボスポラス大橋を自動車通行禁止にして、ランナーが走れるようにしてくれるのです。
そう、イスタンブールマラソンの最大の売りは、
「二つの大陸をまたぐことができる」
という一点にまとめることができると思います。アジアとヨーロッパが出会う場所で、マラソンできるってなんかよくないですか?世界を渡り歩いているという感覚になることができると思います。
2つの大陸にまたがって行われるレースはこのイスタンブールマラソンだけと言われているので、かなり貴重な価値のあるマラソンではないでしょうか。
イスタンブールマラソンの概要
時期は大体10~11月くらいに行われるようで、マラソンをするうえでは最も適している時期と言えるのではないでしょうか。12月とか1月とかになったらとても寒いですから、ちょっと涼しいくらいの季節にマラソンをできるのは大変ありがたいことです。
①制限時間
フル・15km・10km:5時間30分
②距離
フルマラソン/15km/10km/8km
③参加資格
フル:18歳以上、15km:16歳以上
④費用
フル・15km・10km:9,000円、8km:6,000円
いろいろタイプはあるみたいで、自分の実力に合ったコースを選べるようです。ガチ勢の人はフルマラソンで走るのもいいし、楽しむために走るという方もいるでしょう。そういった方には15kmや10kmなどの比較的距離の短いコースを選択することができるようです。
こちらのページにコース内容については詳しく記載されていました。
イスタンブールマラソンのコース。左の大陸がヨーロッパで右の大陸がアジア。ボスポラス大橋を超えるとすぐに折り返し?っぽいので、アジアはそんなに走らないと思われます。
コースは2つの大陸と、ボスポラス大橋/金角湾/マルマラ海の3つの水路によって形成されています。そのコースの途中には、3000年もの歴史がある都市の建造物を見ることができます。トプカプ宮殿・大聖堂アヤソフィア(ハギア・ソフィア大聖堂)などが見ることができるそうです。
①トプカプ宮殿
②大聖堂アヤソフィア(ハギア・ソフィア大聖堂)
イスタンブールマラソンの歴史的背景を解説
イスタンブールマラソンには、マラソン愛好者による、熱いマラソンへの思いからできたものであるということを知ったので、簡単にお伝えします。
先ほど、イスタンブールは地理的にかなり貴重な土地であることをお伝えしました。理由は、「アジアとヨーロッパが出会う場所」ですね。こんな土地は、イスタンブールだけといっても過言ではないでしょう。
こんな貴重な土地に目を付けたのが、ドイツ人のマラソンランナーだといわれています。そのドイツ人ランナーたちはナイル・マラソンというマラソンを走ったときにマラソンをしているときに見ることのできる景観に圧倒されて、きれいな場所でマラソンをしたいという風になったそうです。
そしてドイツ人ランナーたちがこのイスタンブールに目をつけ、ここでマラソンしたいといったのが始まりだとされています。これには共感するものも多かったみたいで、イスタンブール側も彼らの熱意に圧倒されてイスタンブールでマラソン大会を開くことになったそうです。
最初は熱狂的なファンのみの参加で小さい大会でしたが、今ではファン・ランに10万人もの参加者が集うほど、大規模な大会になっています。
もちろんマラソンの感想が目的になるのですが、そもそも開催に至る理由も
「イスタンブールがきれいだから走りたい」
「歴史のある街だから観光しながら走りたい」
だったため、マラソンを完走し終えた人々は口をそろえて
「ただマラソンをしたのではなくて、イスタンブールという歴史ある街を十分に堪能した」
と言い満足するそうです。
イスタンブールマラソンは「マラソン+観光」ができるマラソンということで人気を博していったようですね。歴史的建造物を見たいという人がたくさん集まるのだそうです。
イスタンブールの街の観光も魅力的!
僕がイスタンブールに魅力を感じているのは、この地理的背景だけではなく、イスタンブールの街自体にも魅力を感じています。町の景観だけではなく、そこに住んでいる人もそうです。
この町は独特な雰囲気があるので、見るだけでも楽しい街になっています。イスタンブールにあるモスクなども夜になったらきれいに発光するらしく、豊かな感性を手に入れることもできそうです。
夜の街もにぎわっていて、カフェ・ビストロ・レストラン・バー・ナイトクラブなどが活気を見せるそうです。そこにいる人も活気であふれていて、マラソン以外の観光・旅でもいろんな出会いのあるものになりそうですね。
マラソンに参加してイスタンブールの街堪能してぇ!!!