経済学の勉強には「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」が丁寧でわかりやすい!
「寡占と独占」「ハイパワード・マネー」「モラルハザード」。
これらの経済用語について質問にあなたは答えられますか?
ニュース・政治・新聞などでたびたび取り上げられている経済の話題。
しかし、経済学を学校で学ぶ機会は意外と少なく、経済用語の意味を聞かれても答えることができない人がたくさんいます。
そんなあなたに、「大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる」という本を紹介していきます!
経済学の基本が詰まっている
なぜこの本を紹介するのかというと、経済学を全く持って知らない人にでもわかりやすく経済学の基本が説明されているからです。
内容はミクロ経済学とマクロ経済学の内容が中心になっていて、ミクロ経済学とマクロ経済学の範囲から重要な20項目をピックアップしてまとめられています。
1範囲につき30分くらいで理解することができるので一通り読んだら10時間ほどで理解できるようになるというコンセプトの内容になっています。
たびたびニュースに出てくる「金融緩和」とか「GDP」とか「インフレ・デフレ」といったワードについてイラスト付きで説明しています。
全く経済学についての知識がない人でも頭に入りやすいです。
経済学の基本的知識・ワードを押さえることができる一冊になっています。
この本を手に取ってほしい人
先程も少し書きましたが、僕はこのような人にこの本を手に取ってほしいと思っています。
・経済学の基本を学びたい人
・経済学を始めて勉強しようと考えている人
・簡単に経済学の基本を復習したい人
・短時間で一通り勉強したい人
経済学に疎い人に向けて作られている本になるので、経済学の知識が比較的少ないけれど興味がある!という人に読んでほしいなと思います。
逆に、あまりおすすめできない人は、
・経済学を勉強している人
・なんとなく読んでみようと思っている人
です。
この本に書いてあることは基本的なことになっているので、経済学を勉強している人にとっては物足りないと思います。
また、なんとなく読んでみようと思っている人。この本は経済学に興味があって読んでみたい!と思う人にしかおすすめできません。というのも
・人によっては10時間で読み終わらない
・表現が、回りくどい箇所がある
からです。そんなに気になるほどではないのですが、人によっては飽きてしまうかもしれませんので、この本は目的を持って読んでほしいと思います
経済学に興味があって勉強したい!とか、もう一度ざっと復習したい!という意欲のある人には説明がわかりやすいいい教材だなと感じました
僕は経済学にあまり精通していない時にこの本を購入したので、割とお世話になりましたね。経済学の予習としても優秀な本だと思います。
本書の内容
本書は経済学の基本20項目について1項目約30分くらいを目安に勉強できるようになっています。
主な内容は
【本書の内容】
1)ミクロ経済学とマクロ経済学
2)ミクロ経済学の基本
3)消費者はどう行動するのか
4)企業はどう行動するのか
5)市場の機能と価格メカニズム
6)所得分配の決まり方
7)独占と規制
8)寡占市場
9)外部性と市場の失敗
10)不完全情報の世界
11)マクロ経済学の基本
12)GDPはどう決まるのか
13)マクロ経済主体の行動
14)財政政策
15)金融政策
16)景気と失業
17)インフレとデフレ
18)経済成長
19)国際経済
20)マクロ経済政策
それぞれの項目も切り離されて解説されているので、一から順番に読んでいく必要はありません。知っている場所は飛ばすこともできます。
ざっと内容を確認できるようにデザインも簡潔です。
東大生に一番読まれた経済本という実績も持っていて、この本はたくさんの人に読まれています。
手に取れば経済を人に自信をもって説明できるくらいの知識がつきます。
東大で教授を20年間やってきた人が10時間に濃縮した一冊になっています。
経済学の基本を学んで、教養を持った大人だと思われるようになりませんか?
それでは('ω')ノ
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