コンサルタントが教える快眠戦略【一流の睡眠】
コンサルタントをやっている医師が教える「一流の睡眠」という本を読みました。
というのも、睡眠の習慣をもっともっと研究して、毎日を快適に過ごそうと思ったからです。
この本に書かれてあることを実践したらちょっとは睡眠の質が上がったかなと思います。気のせいかもしれないですけども。(笑)
この本には、
・ビジネスマンがパフォーマンスを上げるための生活習慣
・睡眠に関する常識的な知識
・朝・昼・夜に取り入れたいこと
などなどが書かれていました。
この本は主にビジネスマンに焦点を絞って書かれているので、
「仕事の成果を上げたいと思っているギラギラのビジネスマン」
「仕事の成果が上がらなくて悩んでいるビジネスマン」
におすすめの本です。
もちろん誰が読んでも役に立つ本だと思います。ただ、この本に書いてあることを最大限に落とし込めるのはビジネスマンだと思うので、ビジネスマンの人に読んでほしいと思っています。
1日の始まりを前日の夜ととらえる人が一流
普通の人は1日の始まりを朝起床した時間と考えますよね。朝7時に起きたら、朝7時が1日の始まりです。
でも、どうやらそれは凡人の考え方のようです。
デキルサラリーマンは1日の始まりを前日の夜と捉える。理由は「前日の夜の睡眠から戦いは始まっている」からです。
前日にどのような睡眠をとったかによって次の日のパフォーマンスにかかわってくるので、就寝時間を1日のゴールと捉えるのではなく1日のスタートと捉えるようです。
1流と凡人の差は、就寝時間をどう捉えるかという部分に差が出そうです。
睡眠の目的は脳の休息
できる人は睡眠がもたらす効果を良く熟知しているようです。クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシは良く寝ているそうで、ロングスリーパーとして有名だそうです。
世界のトップアスリートがなぜロングスリーパーなのでしょうか。
それは、「成長ホルモン」が分泌されやすいからです。
この成長ホルモンは子どもの成長を促進させるだけのものではありません。大人にとっても成長ホルモンはかなり重要で、大人にとって成長ホルモンは体の成長ではなく、傷ついた細胞を回復させるために必要なのだそうです。
普段体を動かすことの少ないビジネスマンも、体ではなく「細胞」を回復させるためにより多くの睡眠をとることが必要です。
良く眠りましょう!7時間は睡眠時間を確保したいところです。
睡眠は仕事効率をアップさせる
この本で何回も言っていることは、物事の成果には睡眠が深くかかわっているという事でした。
全体的にそのようなことが書いていて、仕事をいっぱいするよりちょっと休んで睡眠を多くとったほうが最終的に結果が出たとか、部下に昼寝をさせたらチーム全体の売り上げが上がったとか…
睡眠をとれば結果が出るというわけではないのでそこは注意してくださいね。睡眠をとると成果が出やすいというだけのことにすぎません。
でも、それが大きいのです。毎日を戦うビジネスマンにとっては。
睡眠をとっている人と取っていないとでは成果の差が20%近く開くそうです。毎日元気そうで仕事もテキパキできる人はきっと良く寝ているのでしょう。
本の感想
結局この本を通じて言っていたことは「良く寝なさい!」という事でした。
なんだそれだけか?とがっかりするかもしれませんが、全部読んでみてそうは思いませんでした。
一時期僕はショートスリーパーを目指そうと思っていた時期もありましたが、睡眠時間の確保が長期的にみて効果的だということが医学的根拠をもって詳しく説明されていました。
そして、この本の良いと思ったところは世間が勘違いしている睡眠の認識についてぶっ た斬っているところ。
ちょっと煽っている感は否めませんが(一流の俺凄い!お前ら凡人も見習えよ的な)、書いてあることは他の睡眠に関する本に書かれていないくらい詳しく書かれていました。
文体が高圧的なところがちょっとあったので気になる人はいるかも。僕は大丈夫でしたが。
記事では紹介しませんが、ノウハウについてはブログ記事50記事くらいの価値はあると思います。そして書かれていることもためになります。
特に、良い生活リズムをとるために「朝やること」「昼やること」「夜やること」それぞれについて書かれている部分は生活習慣のいい見直しにもなるので読む人は絶対に目を通してほしい部分です。
そして、自分の中にインプットして満足せずに絶対に「実践を繰り返す」こと。
最初は忘れがちになるかもしれませんが、習慣が定着してきたら生活の質も上がってくると思います。僕は一日が長く感じたり、肌が良くなったりなどの効果もありました。
僕のような凡人に読んでほしいと思います。ちょっとは生活が変わるかもしれません。その効果は自分で確かめてみてください。