感性は文章に反映される。感性を豊かにする「五感」の鍛え方とは!?
こんにちは。いもけんぴ(@imokenpiblog)です!
感性を磨きたいと最近感じることが多くなりました。
僕は「自分の言葉」で表現できるようになりたいと思っています。ブログを書いている人には共感できるのではないでしょうか。
なぜなら、自分の言葉を持つことによって、その人が本当にしゃべっているようなリアル感を出すことができたり、書いている人の特徴を出すことができるからです。
自分の言葉を持っている人にはその人自身の世界も見えてきますよね。
村上春樹さんはその独特の表現から春樹ワールドなどと呼ばれたりしていますし。
たくさんのファンに支えられている作家さんやブロガーさんがいらっしゃいますが、そういった人のほとんどは自分の言葉をもっていると感じます。その人にしかできない独特な表現とか、行間とか。
僕も自分の言葉を持ちたいと思い、何かできることはないのかと模索していました。その中で日々の生活の中でできそうだな!と思い実践していることを書いていこうと思います。参考になれば幸いだと思って書きます(*'ω'*)
ポイントは五感を鍛えること
表現力に長けているプロとの違いは一体なんでしょうか?
答えは明白でした。普段から感性を鍛えるという事をしているかいないか。
プロと言えどももともと天才ではありません。でも、天才的な文章を書くことができるのは普段から色んなものを見て、色んなものを感じてきたからなのだと思います。
日々の中で聴覚・視覚・嗅覚・味覚・触覚…
この五感を長い間養ってきたからこそ感性豊かな、人の心を動かす文章が書けるのだと感じました。では、どのように五感を磨いていけばいいのか?気になる方はこのまま読み進めてみてください。
聴覚の鍛え方
聴覚は音がある環境に身を置くのではなく、静寂の中に身を置くことで鍛えることができます。
僕は音楽を聴いていると聴覚が鍛えられるのだと思っていました。逆に、静寂の中でこそ聴覚を鍛えることができるというのは意外でした。
街に住んでいると、選挙運動の音とか電車の音とか、人の声とか。いろんな音が混じった雑音だらけの環境です。
そこから静寂な環境に自分の身を置いてみてください。テレビの音も音楽の音も、消してじっとしてみるのです。やってみるとわかると思いますが、僕は、
床の音が聞こえました。床を踏んでもいないのにミシッという音が聞こえました。静寂の中にも音があるのだなという事を思い出しました。最近は雑音に囲まれていたから失われていた静寂。
この静寂こそが聴覚を鍛えるのにいいのかなと思いました。静寂を楽しみ、時がゆっくり流れることが楽しいことを知っている。おじいちゃんみたいですが、これも必要なのかもしれません。
視覚の鍛え方
視覚は単純にきれいなものを見るのが一番いいと感じました。絵画であったり、芸術作品であったり。
中でも一番簡単にできることは自然を見ることです。山を見たり川の流れを見たり。
日本は春夏秋冬の四季がありますので、自然の移り変わりを見ることができる国です。春だったら桜、夏は山の緑、秋は紅葉、冬は雪。季節によって姿を美しく変えるのは日本のいいところです。
日本に生まれてよかったと感じましょう。
良く手紙の冒頭で「桜の季節ですね」とか「寒くなってきましたが」など、季節・時期から書き始めることがありますよね。これって季節の美しさをよく知っている日本だからこその慣習だと思います。
そして、冒頭にそのような文章があるだけで文章が美しく感じます。優秀な文章にも読み手に情景が伝わってくるように書かれています。葉っぱの色がどうだとか、蝉が泣くようになったとか。これだけで季節がわかりやすいですし、その世界に引き込まれていきます。
読み手にイメージさせる文章が僕は優秀だと思っていて、そのためには自分の想像力を鍛える必要があるでしょう。そのために普段から色んな景色を見て、その景色を自分なりの感想で表現できるようにしておくのがいいと思います。
そのための訓練として綺麗なもの・自然を見ることが大切です。色によってもいろんな感じ方があるかもしれません。
嗅覚の鍛え方
嗅覚。これも自然によって鍛えることができます。
人間が臭いを強く意識するのはどんな時でしょうか。もちろん人の臭いもありますが、
やはり花の匂い、木の臭いを嗅いでいる時に僕はいい匂いだなと感じます。そして臭いを強く意識するのです。空気なんかも、うっすらですが感じ取れると思います。
人工的にいい臭いを嗅ぐならアロマが良いでしょう。アロマの臭いは心地よいので嗅覚を養うのに効果的です。
大切なのは「いい臭いを嗅ぐ」ということです。なので自然のいい匂いを嗅ぐことが大切です。花・木・葉っぱ・土などなど、身の回りには色んな自然の臭いに囲まれているのでそういった臭いに触れることが重要です。
現代社会ではそういった機会も減ってきていますので。
味覚の鍛え方
味覚は「おいしいものを食べる」につきます。ただおいしそうに食べるのではなく、しっかりと味わうことです。
しっかりと味わうためによく噛んでゆっくり飲み込むことをしなくてはいけません。上級者はゆっくり噛んで味だけではなく舌触りなども良く味わって食べるそうです。
味覚が優れた人になると天然と養殖の差を感じ取れるようになったり、ビニールハウスで人工的に作られた味だとか感じられるようになるようです。
触覚の鍛え方
触覚は「とにかく触ってみる」ことで鍛えることができます。
ツルツル・ざらざら・ごつごつなど、身の回りには色んな物質があるので指先で触ってみること。
表面の形状だけではなく、湿度・温度・硬さ。これらも様々なので触ってみることです。指先に意識を集中して色んなものを触れば、普段身の回りにある物質の新たな発見があるかもしれませんね。
文章で一つの物質について上手く表現している人というのはその物質についてよく知っているからだと思います。想像で書いている場合もありますが、多くの場合は見て、触って感じたことを書いているのでしょう。
一つの物質の表現に引き込まれたりするのは、実際に触って感じたことを言葉にしているからだと感じます
人を引き込む文章を書くために
人を引き込む文章を書くには、読み手の持っている五感に語り掛けるような表現をする必要があるのではないでしょうか。
読み手の五感に語り掛けることで読み手の想像力を刺激して、読み手に豊かな感性が生まれることによって文章に深みが出るのではないかと思います。
たとえば爽やかな風を感じた時に、すっきりしたという言葉を使ってみたり、また爽やかな風を臭いに例えてみたり。これだとただ涼しいと表現するよりもわかりやすいと思います。
「温かい音」も面白い言葉です。音に温度があるわけないのですが、それでも読み手に伝わりやすい言葉です。
日々五感を養っていき、生きていて感じた様々なことを、色んな感覚で書いてみる。違った角度から書いてみる。そうすることで感性は鍛えられていくのかなと思いました。
なかなか難しいですが表現に深みが出るので、人を引き込む文章が書きたいと思う人は五感を養う事から始めてみるのもいいのではないでしょうか!
今回はこんな感じです!
それでは('ω')ノ